DVDにて『キャビン・フィーバー』鑑賞。

仕事。午前中はヒィヒィとデスクワーク。午後は足立の工場に籠って、工場のオヤジとあれこれ材料をこねくりまわしての試作づくり。出来た部品を合わせるために埼玉の工場へゆくも、そこでまた案が出たりで明日また工場に籠るコトに。
他にも、単品の作成依頼を受けたり請求額の交渉を下請けさんとしたりで、午後8時帰社。

夜、レンタルDVDで『キャビン・フィーバー』("CABIN FEVER"、2004、米)を借りてきて、見る。殺人鬼も怪物も出ないホラー映画。良作です。奇妙な脇役とグロなメイク、勢いだけで乗り切ってる作品ですが、ヒドイことになるヒロイン二人は美人だし、カメラワークも決まっててグッド。難を言えば、本当のオチに辿り着くまでが、まだかよまだ終わんないのかよってダラダラしてたのが残念。廉価版のDVDが出たなら買っちまうかも。

いつものスナックに。常連も皆帰ってて、一人でママと飲んでたわけだけど、たまぁに来るご老人が来店。相槌も打たないのに一人で延々喋っている。「『渡る世間』はいい」(ホントかよあンなリアリティ皆無のドラマ)、「近頃の大人は子供の進みたい道を行かせてあげない」(昔は？選択肢なンて今より少ないじゃん)、天下国家にギャンブルに今口説いてる女性の話に、俺のコトを皆いい人だって言う、なびかないのはママさんだけだ、たまにお土産も持って来るのに…と、ようはママさんを口説こうかとしてるらしいンだけど。面白くもないがどんなコトを言うのか生暖かくシカトして聞いていたのですが、あまりにママさんと俺が無反応なのでか帰っちゃった。
聞けば、独身の独居のご老人だそうで。淋しくて他人とコミュニケーション取りたいのだけれども、やり方がわからない。
飲み屋でも、町中でも、こンなご老人を良く見かける。中には話し下手か猜疑心かきっかけで、隣人とトラブル起こして刃傷沙汰になる事件も最近目立つ。

ひとりって、やっぱり良くないよ。自分で望んだひとりでも、いつか堪えられなくなるのかな。俺にとっちゃあ、明日は我が身かも。昨日、幸せな友人の姿を見た所為か、ブルーになる。

※映画公開の年を間違えてたので修正しました。