自分の両親をその手にかけた後で観たのが"目の前で両親を殺された少年が、悪を憎むあまりに狂気あふるる暗黒の騎士となる"映画だっつーのは何の冗談なンだろう。

さて『ミリオン・ダラー・ベイビー』、ようやく鑑賞。非常に重い主題の映画だが、俺にとって後味はそンなに悪いものではなかった。自己をあるべきように足掻く者の物語と観たからか。命の尊厳と宗教の示す世界観との葛藤は、俺にはないからだろう。世界と、未来と闘う者の姿は美しい。たとえそれが、死出の旅だとしても。

難点。字幕が戸田ナッチ。俺ごときのヒアリング能力で云々するのは何だが。以下、ちょいと???の点。
◎相変わらずの意訳多し。そのくせ、用具の名称をいきなり放り出して書く。
◎うろ覚えだが物語冒頭のモノローグ、「肉に云々骨に云々」のあたり、文章になってないンじゃないか。こういうのは試写の段階で何とかならないのだろうか。DVDが出てから英語字幕で確認とりつつ振り返りたい。

…何より悔しいのは自分の英語力のなさなンだけれども。

あとは一言ツッコミ感想。「おっちゃん、パイ食ってる場合ぢゃないだろう」

観賞後、上野の街をぶらぶら。不忍池のほとりの風が心地良い。

TRPGカフェにゆき、ボード&カードゲームを遊ぶ。
『BANG!』『ギブ・ミー・ザ・ブレイン』『ビッグ・チーズ』『ロボ・ラリー』『チケット・トゥ・ライド』などたっぷり遊ぶ。これだけ遊んで一回もトップになれず。それはそれで楽しい時間です。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

最新のコメント

日記内を検索