PS2『ロード・オブ・ザ・リング中つ国第三紀』クリア。しかし…

夕方から、いつものスナックの常連さんたちと新小岩の居酒屋で飲み会。スナックに流れて二次会。喰って飲んで歌っての夜。

PS2『ロード・オブ・ザ・リング中つ国第三紀』、とりあえず終了しました。とりあえずってのは、敵側キャラを操り戦闘のみ楽しむ「闇のモード」もあるし、キャラクターのスキルでまだ習得してないのも多いから、なのですがなのですが、しかし…

あれだけ盛り上がっていた自分はいったい何なんだろうってなヘタレたエンディング。っつーか、未完成じゃんこのゲーム。以下ネタバレあり…

どう見ても合戦の真っ最中には思えない、雲の切れ間から光の降るペレンノール野。一行は魔王と戦うエオウィンに助力し、アラゴルンと共にナズグル8人と戦ってゲ−ム終了。主人公ベレソール君を中心にした三角関係は「えッ？これで決まりなのッ？」ってな終わりかた。負けた側のコメントも、パーティの他のメンバーのコメントも全くなし。アラゴルンに「一緒にモルドールへッ！」と言われて、そりゃ黒門前での大合戦を期待するなっつーほうが無理でしょ。なのに、いきなり真のラスボスとの戦いに。それが…

バラド・ドゥアの屋上で、でっかい燃える瞼のない瞳のサウロン御大と戦うってのは何なんだ！？で、勝ったところでなにか特別なエンディングがあるワケでなし。何だ！？いったい何が起こったンだ！？

時間がなかったのか？とても最初からこのエンディングを想定してゲーム作ってたとは、信じたくない。事実、第1〜8面までは心底楽しかった。久々にコンシューマのRPGに夢中になった。寝不足にもなった。黒門前のステージを追加した完全版なンて出ないだろうし、おまけに主人公のベレソールは何だ、何故そっちを選ぶッ！若ければいいのかッ！？最後に恨み言のひとつも残さずに(まぁ他のメンバーも台詞が無いンだが)フェードアウトしていった彼女に悪いたぁ思わんのかッ！？あぁわかった。お前は黒門前で、ゴクリが指輪ごと火口に落ちる前にオークの三日月刀の錆になってしまえェエ！！

…くっそー。まぁ遊び残した要素を探るので、もちょいとは遊びますが。この虚しさはいったい何だろう。

全9ステージ中、第8ステージまでは(指輪ファンとして)楽しかったのは事実。だから0点なンて言うつもりはないが、クリアするとあまりの哀しさに灰色港から西方へ船出したくなるコト間違いなしッ！

こーなったら、TRPG用に脳内保管しまくったシナリオでも書いて、コミケに持ち込んでやろうかしらン。そんな時間もないのはわかっているものの、腹立たしいコトこの上ないッ！！！