沼田の夜はふけて。
2004年9月18日高崎のデパートでチョイとお仕事。その足で沼田の友人KK宅にお邪魔するコトに。川口に友人YOを迎えに行ってから外環〜関越とゆくつもりが、葛飾から川口にゆくまでが下道も上もえらい渋滞、事故ばかり。早めに出たつもりが、空いてる道を探して上へ下への大騒ぎで… 関越にのれば順調なもので、昼ごろには高崎到着、軽くお仕事をこなして昼食をとる。途中、高崎環状線でブックオフに並んでトイズオフってェのを初見。とりあえずチェックすると、作りかけのプラモやら素組みのガンプラやらまで売ってる。いいのかよ。あとは潰れた店から買い叩いたろう玩具やら何やら。正直、結構な品揃えなものの、これはこれで見ていて哀しくなる。そうは思いつつワゴンで売ってたワールドタンク食玩のT-34/76を3台、¥315-で購入。ソ連戦車のなかでコイツが一番好き。隣のブックオフでは復刻版の『鬼桃太郎』と『海底軍艦』(東宝特撮の原作。但し明治の小説。)を各¥105-で購入。嬉しいもののこれもこれで哀しい。再び関越にのって沼田着は4時少し前。ちょいちょい迷いつつKK宅へ直接ゆく。三人で淋しい市内をブラブラ。午後6時、もうひとりの沼田人KAと待ち合わせて居酒屋へ。四人とも大学の同じ学科の同期で、特にKAは同じ埼玉朝霞のアパートに住んでいた。卒業以来、十ウン年ぶりに合う。過ぎる時は甘美にして酷なもの。心のなかでは貧乏で格好悪かった青春の日々のままのお互いが生きているのだが、すべては変わり、去ってゆくものだ。それはそれで、いい。新しいそれぞれのひとと付き合えばいい。俺も自分で思う以上に変わっているのだろうから。居酒屋のあと、スナックニ軒をはしご。KAに導かれるまま地元ルールを満喫。川口人YOは途中でダウン。スナックのおねーちゃんのインパクトに強かに酔った。飲みは楽しいものでした。代行運転でKK宅へ。とどめにビールを飲んで就寝。過ぎたあの日々の夢を見るコトもなく就寝。現状の確認は済んだ。さて、今度はゆっくりと昔の話でもしようか。お登紀さんの『時には昔の話を』が無性に聞きたくなった沼田の夜はふける。
コメント