■555

あ〜あぁ、ツルフェノク死んじゃった。
今回が44話目だし、もうじき終わっちゃうのかな。

お話しは、イマイチ盛り上がりに欠けるデビルマンってトコロです。

■父、上京。

伊豆方面での戦友会に出席するために父が上京。
そう、革脚絆は父が結構歳のイッてからの子供なので、
親父は兵隊にとられてます。外地には出ず、所沢あたりで終戦。
乗り換え電車の出るまでの時間、食事したり、色々話したり。
昨年の2月に倒れ、一時はどうかと思ったけれど、
よくぞここまで回復したかと思う。
電車のホームまで送ったトコロで戦友会の方と出会い、
革脚絆は皆さんに挨拶をして、そこでお別れ。
まぁすぐに年の瀬ですから…帰省します。

■Long live the new flesh.

DVD『ビデオドローム』購入。¥1500-だって。もう信じられンよ。

ある昔話。新潟、高校生、80年代。
この映画を特撮情報誌で知ってから、見たくって見たくって…
自転車通学の途中にあった、当時はまだ数少ないレンタルビデオ屋。
今でこそファイル交換だの字幕職人だのとネットには転がってますが、
何の気なしに入ったそこは、裏流通のビデオも扱っていて、
国内未公開のものや、ビデオ化されてないものまで置いていたのです。
あったのですよ念願の『ビデオドローム』、しかも字幕つき。
まだウブだった革脚絆はそれはそれは衝撃を受けたものです。

今、この機会にあらためて観てみると…

映像媒体使用による肉体への侵食、
次第に曖昧になる幻想と現実の境界、
そして人類の、種としての進化(Ascentionってヤツか)

今でこそネット社会を背景にお膳立てできそうなストーリーを、
あの時点で成立させ、かつ映像で魅せていた。
特殊メイクはCG全盛の今に慣れた目には辛いが、
やっぱり凄ェよ、クローネンバーグ。

まぁ彼は今でも似たような話ばかりつくってますな…
革脚絆の思い出映画ってコトでひとつ。
あのビデオ屋、もうないだろーなー。

あと、レンタルでの一本。ついまた観たくなって、
デニーロが怪物を演じたコッポラの『フランケンシュタイン』を。
ラスト近く、フランケンシュタイン(怪物じゃないよ人間だよ)
自らの手で復活させた、怪物と化した許嫁とのダンスシーン、
いつ観ても涙が滲んでしまう。

あンな気持ち悪いシーンでなぜ?と聞かれたコトが以前あるが、
そンなコト言う奴とは友達になれないなぁ。

蛇足だが、コッポラの『ドラキュラ』も好きなのですよ。
でも評判は良くないンだよなー。
いいじゃない、ゲイリー・オールドマンに
ウィノナが出てる映画なンだよ…それだけで満足できない?かな。
ブレイク前のモニカ・ベルッチも出てるからいいじゃないか。

おまけ。
夜、学友にして畏友、神保町の黒い怪人TMが来訪。
SMのDVDばかり10本も置いていってくれるが、嬉しいやら哀しいやら。
鞭だ縄だ蝋燭だってのばかりをよぉ…

いや、嫌いじゃないンだけどネ。

■それでは最後に一発ネタで

小川未明の童話です。
『赤いロウソクとM女』

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